道具の考古学 佐原真 金関恕 岩波書店サハラ マコト ノ シゴト サハラ,マコト カナセキ,ヒロシ 発行年月:2005年05月 ページ数:492, サイズ:全集・双書 ISBN:9784000271127 佐原真(サハラマコト) 1932年、大阪に生まれる。

幼稚園のとき土器片を拾ったことから考古学の道に。

大阪外国語大学ドイツ語学科を経て、64年京都大学大学院博士課程修了。

外国文献、関連諸学への広い視野をもつ。

奈良国立文化財研究所勤務の後、国立歴史民俗博物館に移り、97〜2001年、同館館長。

考古学の知見を現代の生活に結びつけ、分かりやすく語り続けた。

02年逝去 金関恕(カナセキヒロシ) 1927年生まれ。

大阪府立弥生文化博物館館長 春成秀爾(ハルナリヒデジ) 1942年生まれ。

国立歴史民俗博物館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 手から道具へ・石から鉄へ(原料を加工する/回転運動 ほか)/1 土器をつくる技術(先史時代における右手の優越/弥生式土器製作技術に関する二、三の考察ー櫛描紋と回転台をめぐって)/2 縄紋土器と弥生土器(縄文施紋法入門/弥生土器総論 ほか)/3 地域社会と土器(山城における弥生式文化の成立ー畿内第1様式の細別と雲ノ宮遺跡出土土器の占める位置/みちのくの遠賀川)/4 石器論(石斧論ー横斧から縦斧へ/石斧再論) 煮炊きのための土器、石を割って鋭い刃をつけたナイフなど、人は道具を作り使うようになった。

土器のさまざまな紋様は誰がどのように施したのか。

石器はどのような用途をもってどのように発展したのか。

土器紋様の施し方から右利き・左利きの多寡を類推した学生時代の論文をはじめ、綿密な観察と民族例の活用が光る卓抜の古代文化論。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史

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